新コーナーで「リフォームの勘所」が始まりました。

皆様、今までは誌上セミナーにお付き合い頂きまして有り難うございました。
今回から、新しいコーナーとして「リフォームの勘所(かんどころ)」という題名で伝えて行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
第一回目の今回は、タイトルの意味や、『リフォームって何を指すの？』なんていう基本的な事についてです。

『　勘所　』　・・・　正確な意味は？

物事の重要な部分、急所や、つぼって意味ですよね。
それをマッサージに例えると、ほぐしてくれる人に、「そこが気持ちよい～、痛気持ちよい～」って思える箇所、「正につぼ」って感じが想像出来ますね。
家のリフォームを考える上でも同じように「そこでしょ！」と思って頂け、お役に立てるような内容にしていきたいと思います。

『　リフォーム　』　とは？

広さを増す増築、間取りなど変更する改築、以前のように戻す修繕に、最近では減築という工事も含んで表現する広い意味です。
少々わかりづらいですね。もっと簡単に考えてみましょう。

～「人」で考える～

健康診断を受けます。

そこで診断の結果、体にはなんの問題箇所はありませんでした。
しかし、その診断をしないで、どうも調子が悪いと気がついたときに、大ごとになっていたなんて、あり得そうな話です。

～「生活スタイルの変化」に伴って考える～（私の実体験）

結婚当初、一階にリビング・ダイニングとキッチンで、二階は和室と、洋室の２LDKの新築を建てました。

その後一人目が生まれ、まだまだ和室で川の字で寝ることが出来ました。
隣のひと部屋は物置も兼ねておりました。
そのうち子どもが三人となり、長女が高学年になったときに、同室で寝ることも限界で、増築を決意することに。

と言う具合に、生活スタイルと家が合っていないことに伴い、今の暮らし方にあった形に建築をすることは多いと思います。