もうすぐお盆ですね。
実家の宗派には、迎え火の習慣がありません。故人は「帰ってくる」のではなく「常にそばにいる」という解釈をしているからのようです。こちらに嫁いでから初めて「迎え火」と「送り火」を焚くようになりました。むしろ盆の日にちも違う（田舎では8月がお盆）、思えば遠くへ来たもんだ(笑)

初めて見たとき、「ナニコレ？」と目を丸くした私に意味を教えてくれた義母は、今は故人。今年も、玄関先で迎え火を焚いて、故人の訪れを待ちます。きっと、しっかり者だった義母に夢で説教されるだろうな、ウチの義父(笑)

担当：数野　智子